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学校法人 木村学園 トリニティカレッジ

この計画は保育士を育成する専門学校の計画です。
敷地は芝生が張りめぐされ、学生が休み時間に元気に遊び、お昼時にはお弁当を食べる等憩いの場所となっていました。
その敷地の緑を可能な限り残し、校庭の南面を解放し、敷地をぐるりと囲うL字型のプランとしました。
これはちょうど出雲特有の北西風を避ける築地松の様な役割も果たし、緑の校庭に強い風が吹き込むことを避ける役割も果たしています。
ファサードはガラスのカーテンウォールとし、緑の校庭を写し込み、開放的で人の姿が見えるようにし、落葉樹を多く植える事で、夏の強い日差しを抑制し、冬場に多く光が入るよう計画しています。
年月と共に中庭の緑と一体となり林の中で勉強をしているような、そんな学校になればと考えました。

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