Works

出雲大社 庁舎

出雲大社の60年に一度の「平成の大遷宮」では、平成20年の4月から平成31年の3月末まで、約10年の歳月をかけて御本殿をはじめとする境内境外の御社殿等の修繕工事が行われてきました。
出雲大社 庁舎もこれらの事業の一環として計画され、「平成の大遷宮」の完遂と同時に完成を迎えました。
日本の伝統的な建築様式を継承しながら、境内の建物との調和を図り、また現代の建物としての十分な機能性や耐震性(制振構造)を確保することで、次の御遷宮に向けて次代を担うに相応しい建物となることを目指しています。
伝統的な祭事を行うための「榊の間」や、新たな祈祷受付所など、それぞれの空間に合わせた設えを施し、これから先の多くの利用者の方々に親しまれる建物となるよう、計画を行いました。

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